住宅ローン
「いえ造り」に欠かせないのが住宅ローンです。しかし単に住宅ローンといってもどこで借りるか、いくらかりるか、どのぐらいの期間借りるかによって支払金額なども大きく変わってきます。ここでは住宅ローンについての理解を深めていきましょう。
ポイント1
返済を楽にするためには金利・借入金額・返済期間の関係を知る
住宅ローンは完済するまでの期間が長いのが特徴です。これはメリットであり、デメリットでもあります。メリットとしては、返済期間を長く設定することで毎月の返済額を抑えれる点や、どうしても高くなってしまう建築費でも、返済期間を長期にすることで資金調達が容易になる点があげられます。反対にデメリットとしては、返済期間を長くするほど、収入減、子供の成長に伴う負担増などといったさまざまな波を受ける可能性も多くなります。こういった状況を無難に乗り切るためにも、借入れ時に金利・借入金額・返済期間をしっかりと考える必要があります。
金利の変化を軸にした場合の返済額・借入金額・返済期間の変動の仕方
金利が低くなると 返済額が減少 |
金利が低くなると 借入金額枠が拡大 |
金利が低くなると 返済期間が短縮 |
||||
金 利 | 2.50% |
3.00% |
2.50% |
3.00% |
2.50% |
3.00% |
借入金額 | 1,000万円 |
1,000万円 |
1,020万円 |
950万円 |
1,000万円 |
1,000万円 |
返済期間 | 30年 |
30年 |
30年 |
30年 |
29年 |
32年 |
毎月返済額 | 3万9,512円 |
4万2,160円 |
4万円 |
4万円 |
4万円 |
4万円 |
ポイント2
住宅ローンの選び方
住宅ローンの種類としては大きく2つのグループに分けられます。
フラット35
住宅金融支援機構と民間金融機関が提携した長期固定型の住宅ローン。
利用のポイント | 融資限度額 | 返済期間 |
●長期固定型のため返済額が変わらないので返済計画が立てやすい。 |
100万円以上 8,000万円以下 |
最長35年 |
民間住宅ローン
主に変動型、固定期間選択型、固定型の3つの金利タイプを用意。
利用のポイント | 融資限度額 | 返済期間 |
●変動型ないし固定期間選択型を選ぶケースに利用。 |
さまざま | 一般的に |